今回のオススメしたい情報は、文庫版「犯人に告ぐ」と映画「犯人に告ぐ」のご案内です。
雫井脩介氏のベストセラー小説「犯人に告ぐ」がついに文庫化されます。
「犯人に告ぐ」はこれまで数々の賞に輝いた傑作小説で、どれくらいスゴイかと申しますと…
・2004年週刊文春(ミステリーベストテン)第1位!
・2004年週刊現代(最高に面白い本)第1位!
・2004年大藪春彦賞受賞!
・「ダ・ヴィンチ」BookOfTheYear 2004ミステリー&エンタメ 第10位!
・2005年版 このミステリーがすごい! 第8位!
など、多方面で高評価を得ているミステリー小説作品です。
気になる内容は…
現役捜査官がテレビニュースに出演!!
犯人に呼びかける!
犯人よ、今夜は震えて眠れ!!
川崎でおきた児童連続殺害事件。
<BADMAN>と名乗りテレビに脅迫状を送りつけた犯人は、3件目の犯行後、表舞台から姿を消す。膠着した捜査に警察は、捜査責任者をテレビに出演させる大胆な【劇場型捜査】を決断。その指揮をとるのは、かつてメディアによって叩かれた孤高の主人公。
心に傷を負った刑事VS姿なき犯人
犯人は誰だ?
物語が進むにつれ、深まる謎!!
内部の人間が!?
・・・。
観客は1億3千万人の全国民!!
かつてない【劇場型捜査】が始まる。
劇場型犯罪VS劇場型捜査
今までの警察小説をくつがえす、斬新なストーリーの結末は・・。
“現役捜査官がテレビニュースに出演して犯人に呼びかける”といったことはなかなか現実にはありえないことですが、このことで犯人を追い詰めていき、国民もそれを見守るといった“劇場型捜査”の世界になっていくようです。
私は残念ながらまだ読んでいませんが、実際にお読みになった方の多くは、とてもテンポの良い作品で、最初から最後まで一気に楽しめる作品という感想のようです。
良い意味で一風変わったミステリー作品ですので、ありきたりなミステリー小説に飽きてきた方にもオススメしたい作品です。
また、「犯人に告ぐ」は映画化され、10月27日から全国順次ロードショーが決定しています。
主人公の“過去の失敗で心に傷を負ったベテラン刑事”役には「豊川悦司」さん。まさに適役といった感じで、今から公開が楽しみです!
その他、詳細については映画「犯人に告ぐ」のWEBサイトでご確認ください。
「犯人に告ぐ」は、小説でも映画でも楽しめますが、ぜひ、両方でお楽しみいただきたいと思います!
以上、文庫版「犯人に告ぐ」と映画「犯人に告ぐ」のご案内でした。
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